ふくみ
2007年07月28日 09:13
Linden Labは,同社が開発/運営する「Second Life」において,オンラインギャンブルや,それに類するサービスの提供を禁止すると発表した。 今回の決定により,以下の二つの条件を満たしたゲーム類のサービスが禁止される。
・ランダムに生成される数字を予想する,または現実世界のスポーツイベントの結果を予想するといったタイプのゲーム
・リンデンドルまたは現実世界の通貨を支払ってプレイするゲーム
アメリカでは,オンラインギャンブル禁止法(Unlawful Internet Gaming Enforcement Act)が,米国議会上院で2006年9月29日に可決された後,同年10月13日にブッシュ大統領が署名したことによって成立。このことにより,複数のオンラインカジノ運営会社が,アメリカ市場から撤退している。
また2007年4月には,FBI(アメリカ連邦捜査局)がSecond Life上のオンラインカジノを調査したともいわれており,Linden Labは同月,Second Life上でカジノの広告を打つ行為を禁止するなど,対応を進めてきた。